傷害保険の基礎知識

傷害保険は、日常で起こる
思いがけない事故によるケガに備えるための保険です。
例えば、交通事故に遭いケガをした場合、
仕事中や通勤・通学途中にケガをした場合、
スポーツや旅行中にケガをした場合など、
さまざまなケガを補償します。

また、海外旅行に行く時、
海外旅行傷害保険に加入してから
旅行を楽しんだ方も多いのではないでしょうか?
これも傷害保険のひとつです。

傷害保険にはさまざまな種類があるのも特徴です。

<STEP1> 傷害保険とは?

保険は、大きく3つの分野に分かれています。

  • 第一分野(生命保険)
  • 第二分野(損害保険)
  • 第三分野(医療保険)

傷害保険とは?

傷害保険は、火災保険や自動車保険など第二分野を取り扱っている損害保険会社が主に販売している商品ですが、医療保険やがん保険と同じ第三分野に属しています。傷害保険のパンフレットを見てみると「死亡保険金」「後遺障害保険金」「入院保険金」…など、医療保険と似たような言葉が並んでいるので、勘違いしたまま契約されている方もいらっしゃいます。不安に感じた方は一度、保険証券をみてみましょう。

傷害保険は、その名のとおり傷害、つまりケガを対象にしている保険です。ですから、病気による入院・手術や通院、死亡の場合には補償されません。ケガが対象ですので、基本的には申込みの際、医療保険などのように健康状態の診断などは不要となっています。

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<STEP2> 傷害保険の種類を確認

傷害保険には、さまざまな種類があります。被保険者の範囲や補償される事故の範囲が異なります。
代表的なものは以下のとおりです。

傷害保険の種類を確認

  • 普通傷害保険
  • 家族傷害保険
  • 交通事故傷害保険
  • ファミリー交通事故傷害保険
  • 国内旅行傷害保険
  • 海外旅行傷害保険 など

普通傷害保険が、最も基本的な傷害保険です。家族構成などに合わせて、個人型や家族型など補償の対象者を選ぶこともできますし、補償範囲を交通事故に絞ったり、旅行中に絞ったりすることもできます。

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<STEP3> 対象となるケガとは?

傷害保険は、「急激・偶然・外来」すべての要件を満たす事故によるケガが対象とされています。つまり、「突発的に、たまたま、被保険者の身体の外部からの作用によって生じる事故」によるケガが対象となります。

対象となるケガとは?

例えば、普通傷害保険の場合、自転車で転んで腕を骨折した場合はもちろん、料理をしていて火傷した場合などもケガの対象となります。しかし、脳卒中で意識を失って転倒した時にケガをした場合や、疲労骨折や椎間板ヘルニア、靴ずれなど「急激・偶然・外来」の要件を満たさないものに関しては、傷害保険におけるケガの対象にはなりません。

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<STEP4> 受け取れる保険金を確認

傷害保険は、事故によりケガをして、死亡した場合や後遺障害を生じた場合、医師の治療を必要とした場合などに保険金が支払われます。保険会社によって異なりますが、一般的に保険金が支払われる基本契約は以下のとおりです。

受け取れる保険金を確認

  • 死亡保険金
  • 後遺障害保険金
  • 入院保険金
  • 手術保険金
  • 通院保険金

その他にも、介護保険金も基本契約に含まれているものや、個人賠償責任特約など特約もさまざまです。ご自身やご家族に必要な補償内容を確認しましょう。

<STEP5> 保険料の決まり方

生命保険や医療保険は、年齢や性別などによって保険料が異なりますが、傷害保険の場合は、一般的に年齢や性別、健康状態などではなく、職業によって保険料が異なります。

保険料の決まり方

ただし、ご高齢の方に関しては、保険金額に制限を設けている場合や、加入できない場合などもありますので、ご注意ください。