傷害保険の特徴

傷害保険の特徴

最近、ドキッとしたことありませんか?家の階段で転びそうになったり、自転車を運転していてぶつかりそうになったり、趣味のスキーでケガをしそうになったり。ご自身だけでなく、お子さまがいるご家庭は、さらにドキッとすることも多いと思います。また、高齢になると交通事故の被害の程度も深刻になりますし、転倒などによる骨折の患者数も増えます。

傷害保険は、その名のとおり傷害、つまりケガを対象にしている保険です。ケガしか補償してくれないなら必要ないというのではなく、内容をきちんと理解して上手に活用しましょう。

傷害保険は定額払い

傷害保険は、主に第二分野(火災保険や自動車保険)を取り扱っている損害保険会社が主に販売していますが、傷害保険は、医療保険やがん保険と同じ第三分野に属しています。

3つの分野

火災保険や自動車保険では、事故によって生じた実際の損害額をもとに保険金が受け取れる「実損払い」になりますが、傷害保険は、契約時に定めた保険金額が支払われる「定額払い」となっています。ですから、健康保険や生命保険、労災保険、賠償責任保険など、他の保険からの支払いとは関係なく保険金が支払われます。例えば、傷害保険と労災保険を契約している場合には、各契約からそれぞれ保険金が支払われます。

傷害保険の対象はケガのみ

傷害保険は、「急激・偶然・外来の事故」によってケガをされた場合に保険金が支払われます。病気による死亡や入院、手術、通院は対象外です。傷害保険のパンフレットを見ると、「死亡」や「後遺障害」「入院」「手術」「通院」といった言葉が並んでいるため、病気やケガを対象としている医療保険と勘違いされている方も多くいらっしゃいます。この2つの保険は似ている点もありますが、補償する範囲や対象が異なっているため、どちらか一方に加入すれば安心というものではありません。加入する際には違いをきちんと理解しておきましょう。

●医療保険

病気やケガで入院、手術などが必要になった場合に備える保険

●傷害保険

ケガで入院、手術などが必要になった場合に備える保険

ケガの範囲って?

健康状態についての告知義務なしで加入できる

基本的には診査や健康状態についての告知義務なしでも加入することができます。ですから、持病や大きな病気をしたことがある方でも加入することができます。また、傷害保険には年齢や性別による保険料の差がないのも特徴です。ただし、ご高齢の方に関しては、保険金額に制限を設けている場合や、加入できない場合などもありますので、注意が必要です。
持病や病歴があり、医療保険に加入できない人も、ケガのリスクは傷害保険で備えることができます。

比較的保険料が安い

同じ第三分野の医療保険と比べると、保険料は比較的安くなっています。保険料の違いは、年齢や性別ではなく、補償対象をご自身だけにするのか、ご家族までを補償対象にするか。職業の危険度などで異なってきます。

傷害保険の保険料はどのように決まるの?

通院だけでも支払われる

医療保険の通院給付金は、主に退院後に通院した場合に支払われます。傷害保険は、入院なしでも実通院日数の給付金が支払われます。保険会社によっては一時金のみ支払う場合もありますので、詳しくは保険会社に確認が必要です。入院せずに通院のみでも1日目から保険金の支払い対象になるのは助かりますね。

特約で付帯されている場合も

傷害保険は、ほかの損害保険商品に特約として付帯されている場合や、クレジットカードに付帯されている場合もあります。また、お子さまがいらっしゃるご家庭では保育園、幼稚園、学校などで加入している場合もあります。
既にご加入中の保険があれば、一度確認してみましょう。

個人賠償責任保険を付帯できる

大阪や兵庫、滋賀など各地に広がっている自転車保険の義務化。これに伴い義務化されていない地域の方にも、知っておいていただきたいのが個人賠償責任保険です。傷害保険の特約として付帯することができます。

これはご自身が第三者にケガをさせてしまった場合や、他人の物に損害を与え法律上の損害賠償責任を負った場合に保険金を受け取ることができます。特に自転車事故は、損害賠償請求額も多額になることがあります。小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、自転車に乗る方は既に加入しているかも含めて、確認しておきましょう。

まとめ

ケガをしやすい職業の方や、スポーツやアウトドアが好きな方、小さなお子さまや高齢者の方など、ケガによる死亡、所定の高度障害状態、入院、手術、通院に備えることができます。健康状態についての告知義務なしで、比較的加入しやすい保険です。