民間の介護保険の種類

保険会社の介護保険は、希望する方のみが加入します。また、そもそも希望したとしても健康状態に問題があると、加入できない場合がある点は、全員加入の国の介護保険とは大きく異なります。
実はこの点が重要で、介護が心配になるのは年をとってからだと思いますが、その時には入れないかもしれないのです。その時に、「もっと早く考えておけば良かった」と後悔をしなくて済むように、一度介護保険の基本を確認してください。
介護保険の保険期間
- ●終身型
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保障が一生涯続くタイプです。
介護の保障は年をとるほど、そのリスクは高まりますので、終身型は安心といえます。 - ●定期型
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保障が一定期間続くタイプです。
終身型に比べると、一般的に保険料が安くなることがメリットです。


保険金の受け取り方
- ●一時金型
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保険金を一括で受け取ります。
- ●年金型
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有期払い、終身払いなどがあります。

*有期タイプ:要介護状態になった場合に、契約時に定めた期間、年金を受け取れるタイプです。
*終身タイプ:要介護状態が継続している限り、一生涯、年金を受け取れるタイプです。

保険金の受取条件
- 1.公的な要介護(支援)認定に連動
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要介護(支援)の認定を条件とする場合は、例えば要介護3に認定されたらなどの規定があります。
- 2.保険会社ごとの基準
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(例)保険金支払事由に該当する介護状態とは
要介護状態とは次の①、または②のいずれかの状態をいいます。
① 常時寝たきりの状態で、下表の[1]に該当し、かつ、下表の[2]~[5]のうち2項目以上に該当して他人の介護を必要とする状態。
[1]ベッド周辺の歩行が自分ではできない。
[2]衣服の着脱が自分ではできない。
[3]入浴が自分ではできない。
[4]食物の摂取が自分ではできない。
[5]大小便の排泄後のふき取り始末が自分ではできない。② 器質性認知症と診断確定され、意識障害のない状態において見当識障害があり、かつ、他人の介護を必要とする場合
- 3.その他
- 上記1、または2いずれかの基準で保険金が支払われる場合でも、介護の重度によって支払われる保険金額が変わる場合があります。
例えば、要介護1で月5万円、要介護2で月7万円などのようになります。
また、逆に「健康である場合」にお祝金のような形で受け取れるようなものもあります。
主契約と特約
- ●主契約
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介護の保障が主契約となっている場合。
特に終身型の場合などは「死亡保障」を兼ねている場合があります。また「三大疾病」や「疾病障害」などの保障を兼ねているような場合もあります。 - ●特約
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死亡保険や最近では医療保険などにも特約として用意されている場合があります。
特約の名称として、「○○サポート」や「○○支援」など、介護という言葉以外の特約名もあり、その場合は、「三大疾病」や「疾病障害」などの保障を兼ねているような場合があります。
