死亡保険の基礎知識

誰もが年を取り、
最後は死を迎えるわけですが、
普段の生活において、
ご自身や家族の万一の際を考える機会は、
それほど多くはないでしょう。

特に若い人にとっては、「まだまだ先のこと」と、
現実味がないのはごく自然なことです。
「万一の際」とは、
「可能性がほとんどないが、ごく稀にあること」
という意味であることからも、それはうかがえます。

しかし、病気や事故と違い、
「死」は誰にでも絶対に訪れます。
単に「いつ」という時期がわからないだけなのです。

「十分お金を貯めた後」、
「子どもがみんな立派に独立した後」に
亡くなるのであれば、心配は少ないでしょう。
しかし、そうならなかった場合を
想定しておく必要はないのでしょうか。

例えば、「十分にお金がない」、「子どもが幼く独立していない」
という状態で亡くなったとしたらどうでしょうか。

死亡保険は、そういった際の経済的なリスクを
補てんしてくれる重要なものなのです。
そして過不足なく、適正な死亡保険に加入するためには、
誰かに勧められるままではなく、
自身でも最低限の知識を持つことが必要かもしれません。

<STEP1> 死亡保険の種類

死亡保険は、被保険者が亡くなったときには死亡保険金が、高度障害状態では高度障害保険金が支払われる保険です。

死亡保険の種類

保険金が支払われる条件としては、他の医療保険や介護保険などよりもシンプルで、保険会社による違いもない一方、商品の種類が多いのも死亡保険の特徴です。

保険期間の違い、保険金額の変動、解約返戻金の有無などによって、さまざまな商品が販売されていますが、大切なのはご自身や家族を取り巻く環境や、死亡保険に加入する目的などに合わせて、適正な商品を選択することです。

<STEP2> 死亡保険の活用

死亡保険の加入において大切なのは、まず保険金額の設定です。それは、誰のための、何のための保険なのかという点、すなわち「保険の目的」を明確にして、過不足なく設定しなければなりません。

死亡保険の活用

さらに、設定した保険金額は、年齢や家族形態の変化に合わせて見直しが必要になる場合があることも考慮し、長期的な視点で設定しなければなりません。
また、目的に合った保険の種類を選択することも大切です。単に保障が必要なのか、同時に貯蓄としても検討したいのかなども考慮し、検討していく必要があります。

<STEP3> 死亡保険と税金

死亡保険金を受け取ったときの税金は、契約者、被保険者、受取人がどのように設定されているかで、係る税金の種類が異なります。

死亡保険と税金

また、終身保険や養老保険の場合の解約返戻金や満期保険金に係る税金も、契約形態によって異なります。受取時になってから、「こんなはずじゃなかった」と後悔するようなことのないように、基本的なことはしっかりとチェックしておいてください。