保険会社はなんて冷たいんだ!そうならないために、ご確認ください。
「ご家族情報登録制度」登録していますか?
「夫が入院したんです。そちらで加入している保険の内容を教えて欲しいのですが。」
「申し訳ございませんが、ご契約者以外にはお伝えできません。」
非常事態なのに、なんて冷たい対応なんだ!
お怒りはごもっともですが、これが原則なので仕方がないのです。
また、高齢の親の代わりに、保険会社に請求書類などを依頼することが
あるかもしれませんが、これも原則ダメです。
保険が登場する場面の多くは、万が一の時。
もう少し家族が関与できないだろうか。そんな声に応えて登場したのが
「ご家族情報登録制度」で、多くの保険会社で制度化されてきています。
この制度は、引っ越しや災害などで保険会社の通知などが契約者に
届かなくなった場合に、契約者の安否状況などをご家族に問い合わせる
という内容も含まれるので、ご家族と離れて暮らす方にとっては安心ですね。
こうした流れは、東日本大震災で保険会社が契約者の
安否確認や請求手続きに膨大な時間かかったことも背景にあるようです。
あらかじめ、ご家族のどなたかをご登録いただくことで
但し、ご注意いただきたいのは、
「契約者の代わりに実際の手続きはできない」ということです。
例えば給付金請求の手続きを、家族が代理で行う場合は、
「指定代理請求人」という別の登録が必要となります。
よって、「ご家族情報登録」と併せて登録しておくと、安心ですね。
保険会社ごとに手続きや内容も異なりますので、
登録について詳しいことは、いつでもお気軽にお問合せください。
最後に。
契約者の代わりに、契約内容の照会ができたり、給付請求の手続きができるのも、
「ご家族の保険を知っている」ことが前提です。
そのためには、加入保険を一覧化した「きちんとファイル」がお役に立てます。
保険ほっとライン各店にて、
「きちんとファイル」を無料でお作りしておりますので、
ご家族情報登録制度のご相談と合わせて、ぜひ一度ご来店ください。
万が一の備えは、平時にしっかりと。
ですね。