ここにも注目!自動車保険
車の事故や故障が発生したとき、自分で対応することは難しいため、専門の業者に依頼するのが一般的だと思います。 インターネットで検索すると、たくさんのロードサービス業者の情報を見つけることができますが、そうした業者に依頼して高額な請求をされてトラブルになるケースも増えています。 国民生活センターによると、2022年の相談件数は前年度の約3.3倍とのこと。
「インターネットで依頼したロードサービス」に関する相談件数の推移
(出典: PIO-NET:全国消費生活情報ネットワークシステムに登録された相談情報)
国民生活センターでは、こうしたトラブルを防止するために、インターネットで依頼したロードサービスに関する相談事例を紹介するなど、消費者への注意喚起を行っています。
また、各自治体のホームページや日本損害保険協会でも、同様の注意喚起を行っているケースが見られます。
最近メディアでも取り上げられていたので、ご存知の方も多いかと思います。
ロードサービス業者に依頼するのはどんな時?
- ●自宅や外出先でバッテリーが上がってしまった
- ●キーの閉じ込み
- ●脱輪や落輪
- ●タイヤがパンクした
- ●交通事故の際のレッカー移動
など・・・
どんなトラブルが起きているのか?
- ●料金の説明をきちんとされないまま作業されて、高額な料金を請求された。
- ●保険会社に請求すれば後からもらえると言われて依頼したが、認められなかった。
- ●キャンセルをしようとしたら、事前に説明がないキャンセル料を請求された。
など・・・
おそらく車の事故や故障のトラブルに慣れていない人が、慌ててしまってインターネットで業者を探し、基本料金の金額に安心して依頼をしてしまうケースが多いのではないでしょうか。
今のほとんどの自動車保険には無料のロードサービスが付帯しています。
それにも拘わらず別の業者に依頼してしまうということは、加入している自動車保険にロードサービスが付帯していることを認識できていないか、またはロードサービスの内容を理解できておらず「こんなことはしてくれないだろう」と判断してしまっているのかもしれません。
自動車保険付帯のロードサービスとは?
各社でサービス内容に違いがありますが、主にはバッテリー上がり、キー閉じこみ、パンク時のスペアタイヤ交換、ガス欠時の燃料補給、脱輪時の引き上げ、走行不能時のレッカーけん引などです。
また、車が走行不能のときの帰宅費用や宿泊費用などを補償してくれる会社もあります。
ただし、これらのサービスには使用回数や料金に制限がある場合があります。
例えばガス欠時の対応は保険期間中に1回までや、レッカーけん引は無料搬送距離やかかる費用に制限があったりと、何でも際限なく無料というわけではありません。
「保険会社のサービスなんて、大体みんな同じだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、こうしたサービスの条件は保険会社によって本当に様々なので、一度きちんとご確認ください。
自動車保険のロードサービスを利用しても等級は下がりません。
自動車保険のロードサービスを使うと、翌年の保険料が上がってしまうのではと心配される方もいるかもしれませんが、保険料が上がるのは、保険金請求を行い等級が下がった場合です。
自動車保険は事故の時の「人」や「車両」の補償だけではなく、その他のトラブルも助けてくれるとても重要なものです。「加入している自動車保険のロードサービスの内容がよくわからない」という方は、この機会にぜひ一度お声がけください。
ご加入の補償内容だけでなく、付帯のロードサービスについても、わかりやすくきちんとご説明させていただきます。
ご相談は無料です。