保険と時間とポートフォリオ
保険ほっとラインの店頭イベントにてご協力いただいたアンケートの一部をご紹介いたします。
Q 将来心配な病気はありますか?
20~40歳未満では、将来心配な病気は「がん」と答えた方が最も多く、回答の41%でした。
同じ質問に対する40歳以上の方の回答割合は下記の通りです。
40歳以上の方の回答は、「がん」と回答した割合が24%に低下して、「心臓の疾患」や「高血圧」と回答した方の割合が増えています。
年齢とともに、心配な病気は変化する傾向が見られます。
Q 将来の病気以外の心配事はなんですか?
20~40歳未満では、「子育て教育」と答えた方が最も多く38%でした。
同じ質問に対する40歳以上の方の回答は、「自分の介護」が35%となりました。
保険は先々のリスクや心配ごとに対する備えですが、どうしても、その時の心配ごとを優先してしまいがちです。
年齢とともに心配ごとが変われば保険の見直しが必要ですが、気をつけなければならないのは、「その時の健康上の理由などで加入できない可能性もある」ということです。だから、先々の心配ごとも考慮して保障を考えておくと安心です。
先々の心配ごとをイメージするのはなかなか大変なので、つい先送りにしがちです。
私たちは、様々なご年齢の方からのご相談を承っているので、ご年齢ごとにどんなご心配ごとがあるかなど、色々とお伝えできると思います。
保険の見直しも大事ですが、ある程度見直しが必要のない保障の持ち方も大事です。
どうぞお気軽にご相談ください。
例えば、とにかく今「がん」が心配だから「がん保険」に加入ではなく、「心臓疾患」も心配になるかもしれないと思えば、「三大疾病保障」や「特定疾病保障」で、両方をカバーできるようにすることもできます。
また、今は学費を貯めることが最優先と「学資保険」だけを考えるのではなく、将来お子様に迷惑をかけないように「介護の保障」なども備えた貯蓄型保険を組み合わせたり。
アイディアは色々ございます。
投資や運用の世界では、「分散投資」をあらわす「ポートフォリオ」という言葉があります。保険もバランスよく保障を持つ「ポートフォリオ」の考え方が必要ですが、加入時点のバランスだけでなく、「時間軸」も考慮したバランスで考えていただくと、「あのとき考えておけばよかった」などの後悔をされることなく、ご安心いただけるのではないかと思います。