傷害保険ってどんな保険?

傷害保険とは

みなさん傷害保険はご存じでしょうか。
小学校や中学校に入学されるお子様がいらっしゃる方は、学校から加入をすすめるお知らせがあったかもしれません。
傷害保険とは、ケガによる通院や入院、死亡などで保険金が支払われる保険です。

ケガの心配というと、まずイメージするのは子供でしょうか。
歩き始め、お友達と外遊び、学校へ入学してからは通学中や、運動部での活動中、国内外の旅行中など、事故やケガが心配な場面はたくさんあります。

高齢者の方のケガも心配です。
東京消防庁の管内では、令和3年中、日常生活における事故(交通事故を除く)により、約12万3千人が救急搬送されたそうですが、その半数以上は65歳以上とのことです。

高齢者の場合は、転倒などでも大ケガにつながる可能性があります。政府広報オンラインの記事を引用させていただきます。

「令和4年国民生活基礎調査(厚生労働省)」によれば、高齢者の介護が必要となった主な原因は、認知症、脳血管疾患(脳卒中)に続き、「骨折・転倒」が13.9%を占め、高齢による衰弱より多くなっています。
また、「令和4年人口動態統計(厚生労働省)」によれば、高齢者の転倒・転落・墜落による死亡者数は10,809人で、交通事故による死亡者数の5倍以上となります。

ただし、傷害保険の対象となるケガは「急激かつ偶然な外来の事故によるケガ」に限られます。また、無免許運転、酒気帯び運転時の事故によるケガ、スカイダイビングなど危険なスポーツ中のケガ、犯罪行為などによるケガは、一般的に保険金の支払い対象外です。

実はケガの補償だけではない

傷害保険は「特約の付加」で、ケガ以外にも日常生活の色々なリスクをカバーすることができます。いくつかご紹介します。

1.自転車保険として
現在約7割以上の自治体で自転車保険の加入を義務化としています。
自転車の事故でも、1億円を超える高額賠償が命じられる事例があることが背景にありますが、そうしたリスクに備えるのが「個人賠償責任保険」です。
この補償は特約としてほとんどの傷害保険に付加することができます。高額賠償に備えて、補償額の上限も一般的に1億円や無制限など高額なので安心です。

2.他人のモノを壊してしまった
「個人賠償責任保険」を付加すると、他人のモノを壊して法律上の損害賠償義務を負った場合も、補償してくれます。
例えば、
「お子様がお店の商品を壊してしまった」
「マンションで洗濯機のホースが外れて階下に水漏れしてしまった」

など、例を挙げれば色々ありますが、こうした損害を補償してくれます。
商品によっては、「弁護士の示談サービス」が付いているものもあります。

3.自分のモノを壊してしまった
携行している身の回りのモノに、不測かつ突発的な事故によって損害が生じた場合に補償してくれるのが、「携行品損害特約」です。
例えば、家から持っていったカメラを外出先で落として壊してしまった場合や、盗まれてしまった場合など補償してくれます。

こうした特約は、ご加入中の火災保険や自動車保険に付加されている場合もあるため、補償が重複していないかをご確認ください。

また、高齢者に心配な「熱中症」を補償してくれる「熱中症特約」や、お子様のための補償として、扶養者が事故で亡くなったり、所定の重度後遺障害状態となった場合に育英費用が支払われる「育英費用特約」などを付加できる傷害保険もあります。

傷害保険=ケガの補償だけということではないので、ご関心がある方はお気軽にお問合せください。

間違えやすい医療保険との違い

傷害保険と間違えやすいのが医療保険です。一般的に傷害保険がケガだけを補償するのに対し、医療保険は病気もケガでも保険金が支払われるため保障の範囲が広いです。

ただしケガの通院については、一般的に医療保険が入院後の通院のみを対象(※)とするのに対して、傷害保険は通院のみでも補償してくれます。

(※)商品によってはケガの通院のみでも対象となる場合があります

結構間違えている人が多いかも

医療保険に入っていると思ったら、実は傷害保険だったという方は少なくありません。1年ごとに更新している、クレジットカードに付帯しているなどの場合は、医療保険ではなく傷害保険の可能性もあります。

いざというときに困ってしまわないように、証券や更新のお知らせなどをご持参の上ご相談ください。ご一緒に確認させていただきます。

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